カレイを食べて、一年中、健康に暮らしませんか

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カレイは、マガレイ・マコガレイ・イシガレイ・ホシカレイなど約40ほどの種類があり、旬の時期も違うため、ほぼ一年をとおしておいしく食べることのできる魚です。多くは日本の近海で獲れます。「平成25年漁業・養殖業生産統計(農林水産業)」によると、漁獲量は北海道が全体の43.7%を占め、日本一を誇っています。

第2位が島根の7.2%であることを思えば、いかに北海道がすごいかがわかります。そして兵庫県、鳥取県と続くことを思えば、北海道から山陰にかけての日本海側で多く獲れているようです。 左ヒラメ、右カレイといわれ、右側に目のついているのがカレイですが、稚魚のときには普通の魚と同じで頭の左右にあるそうです。ところが成長するにつれて目が右側により、40日ほどすると右カレイになり、海底での生活にふさわしい状態になります。  このようなカレイですが、白身の魚であり、消化によいのはよくいわれているところです。病院食や退院後の食事で推奨されることもあります。また、「日本食品標準成分表」(マガレイの場合)によると、100グラム中にカリウムが330ミリグラムほど含まれているようです。カリウムは、生命活動の基盤ともいえる栄養素であり、ナトリウムの排出を促進して血圧を下げる作用がありますので、高血圧や脳卒中の予防にも効果が持てます。

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しかし、カレイのすごいところはカリウムだけではありません。タウリンという成分を聞いたことがあると思いますが、実はカレイにはこのタウリンが豊富に含まれているのです。タウリンは、肝臓によいとされている成分で、肝臓から分泌される胆汁酸を増加させます。胆汁酸はコレステロールを排出する働きがありますので、血液中のコレステロールの上昇を抑制します。また、肝細胞の再生や細胞膜の安定にも効果があるとされています。このようにタウリンは肝臓の働きを助けますが、他の作用として血圧上昇の予防にも効果があります。血圧の上昇の原因の一つは、交感神経が刺激されて血管が収縮することにありますが、タウリンは交感神経に作用して血管の収縮を緩和する働きがあります。その結果、カリウムとともに高血圧による脳卒中などの予防が期待できるのです。

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また、カレイには、ロイシン、リジン、チロシン、アスパラギン酸、グルタミン酸など、さまざまなアミノ酸も含まれています。アミノ酸は基礎代謝を上げる成分ですので、ダイエット効果も期待できます。年齢とともに基礎代謝は下がり続け、30代では10代の半分程度にまで下がってしまうといわれていますので、カレイによるダイエツト効果も無視できません。

このように、肝臓の働きを改善し、血圧上昇を抑え、ダイエットの期待も持てるカレイをたくさん食べて、一年中健康に暮らしませんか。